応募が来ない！マッチしない！を解決する
「すぐに取り掛かれる求人作成の2つのコツ」
「求人を出しているのに、なかなか応募が集まらない」
「応募は来るけれど、理想の人材とは少しズレている」
そんな悩みを抱えている中小企業の採用担当者は少なくありません。
実は、求人票の書き方ひとつで応募数も応募者の質も大きく変わります。
中途採用における求人票は、企業と求職者をつなぐ “最初の接点” 。
この段階で魅力をうまく伝えることができれば、求職者の「応募したい気持ち」を引き出すことが可能に。この記事では、限られたリソースでも実践できる「求人票作成の5つのコツ」を、具体例とともにご紹介します。
求人票は「単なる募集要項」ではない
求人票＝ただの事務的な情報と思われがちですが、それだけでは優秀な人材には刺さりません。
実際のところ、求人票は以下のような “営業ツール” の一種です：
・あなたの会社を知ってもらうための「第一印象」
・応募意欲を後押しする「プレゼン資料」
・ミスマッチを防ぐ「フィルター」
つまり、「求人票の完成度＝採用の成果」に直結するのです。
魅力的な求人票に変える2つのコツ
▪️「どんな人に来てほしいか」を明確にする：ぼんやりとした条件では、誰にも響きません。まずは採用したい人物像を明確にしましょう。
・年齢層、経験年数
・必須スキル／資格
・性格や価値観（チームワーク重視、挑戦志向 など）
・将来どう成長してほしいか
NG例：「営業経験者募集」
OK例：「BtoB営業経験3年以上。新規開拓にも積極的で、チームでの目標達成にやりがいを感じる方」
▪️仕事内容は「日常業務＋成果のイメージ」で伝える：求職者が気にしているのは、実際にどんな仕事をするのか。抽象的な説明では、働く姿が想像できません。
NG例：既存顧客への営業活動
OK例：営業職の1日の流れ
・既存顧客への定期訪問（週2〜3件）
・新規顧客開拓のテレアポ（1日20件）
・提案資料作成（PowerPoint使用）
・展示会での営業活動（月1回）
・チームミーティングでの情報共有（週1回）
求職者が仕事内容をイメージしやすいよう、できる限り具体的に記載しましょう。
求人票は「採用の第一印象」
求人票を見直す価値は大いにあります。
「求職者が知りたい情報は何か？」を意識して構成・言葉を工夫するだけで、応募数もマッチ率も確実に改善することが可能です。社内の現場メンバーやマネージャーにも確認してもらい、定期的に改善することで、継続的な採用成果につなげていきましょう。